清水区/Sさま邸 木造軸組工法(在来工法)2階建て

スタートから完成まで約五年。様々な困難を乗り越えて、あたたかく、希望以上の家を創り上げた。

スタートから完成まで約五年。様々な困難を乗り越えて、あたたかく、希望以上の家を創り上げた。

OBのお客さまのご紹介で合わせていただいたお客さま。

私にとってもとても印象深く、少しばかり長い年月の中で共に頑張った戦友のような(Sさますみません)気持ちに今でもさせられます。

家を建てる時のきっかけはみなさま様々。正に千差万別ですが共通して言えることは施主さまの満足を満たす為だと思っています。

ざっくりと自分と家族の為、親との同居の為、家が古くて地震が心配で、津波が心配で土地を手放して新天地に住み替えたい。

他にも、終(つい)の住処(すみか)を作り上げる為、定年退職してマンション暮らしより地面に住みたい、純粋に自分の為に、残される家族の為に今自分にできる事を考えて、家族が巣立ってこれからを考えて、親が亡くなって…等。

まだまだきっと沢山あると思います。

直ぐに動ける場合と事情で動けない場合もあります。

Sさまとも色々と一緒に動いて少しづつ階段を登って5年くらいかかりましたが実現しました。

1階リビング

人がたくさん写っている写真ですみません。

お客さまと建築士さん、インテリアコーディネーターさんでイメージしたリビング。

玄関を入ってあるファミリークローゼット兼シューズクローゼット。

来客が多いことが予想されたので玄関からの導線は2種類用意されました。

極力生活感を出さないように分ける為のクローゼットでした。

収納もできる限りパーソナル化。各部屋にある収納スペースも作り込んで。

クローゼット内を単純に空間だけでおさめるケースと作り込んで引き渡すケースがあります。

お客さまのご要望で部屋ごとに作り込むことも当然出来ます。

収納スペースは立体的に考えないと使い難くなりますね。

用途により収納スペースの中身は変わります。

収納スペースは設計段階でもかなり意識しますが、

そこはお客さまへのヒアリングを重ねて叩き台を提案させていただいています。

外観。家の中も含めて全体のバランスを意識的に整えた。