静岡市内の閑静な住宅街。築50年以上の建物の建て替え工事。仲良しなお父さんと娘さんのお二人だけの大切な住まいを任された。
築50年以上の建物。
お父さまが主にいらっしゃっる母屋と増築した部分に住まわれるお嬢さまでしたが、
築年数の割に手を入れてこなかったのがたたり、
雨漏りが心配になったり、台風や地震が心配になったりと、
日常生活を送る上でこれからを考えたら不安しかありませんでした。
そのような中、弊社をお知り合いの方にご紹介いただき、
資金計画から無理のない新たなお住まいの計画を綿密に相談して進める事が決まりました。
交差点、隅切り部分もできる限り活用した長細い土地。家以外の場所はできる限り貸し駐車場としても利用出来るように設計。
当初は平屋で計画していましたが、ご要望の量と貸し駐車場のスペースの確保から急遽２階建てに変更しました。
お父さんと一緒にどのような生活をこれからしていきたいか、されていくか、
真剣に今後についてお二人でお話しされていたのが懐かしく思い出されます。
計画時、工事期間中はどこに住むかなど、引っ越しのことから様々決める事があります。
解体工事の見積もりや地鎮祭、ご近所への対応など、決める事が多々あります。
建前が終わってひと月ほど経った外観。工事が建物内でも進んでいます。
そんな様々な事はご家族みなさんでしっかり話し合っていただいています。
最初は意見が全く合わなくて喧嘩されている方もいらっしゃいますが、
それは真剣に家づくりに参加している証拠です。
大いに意見を出し合っていただいて私たちも一緒に考えさせていただいています。
私は非常に楽しいですね。
玄関にこの色を使いたい、と言ったのは私です。本来なら建築士が提案してお客さまが決められるのですが…。
黒い外観に玄関はジョリパットを使って『朱』を入れる。
これは私の勝手なイメージで口紅、でした。
お客さまの家で今まで色について何か言った事はないのですが、
口が滑ってしまい、打ち合わせの際にお客さまにご提案したら採用していただけました。
その後、建築士さんがデザインしていただいて最終的にこのようになりました。
リビングの一面だけ壁を玄関と同じ色にしていただいたようです。
リビングが広いので写真一枚に入りませんでした。
キッチンまわり
お父さんのお部屋とリビングは一階に、お嬢さまの部屋は２階にしました。
お父さんの部屋は畳でした。
２階に大きなベランダを確保。お洗濯も充分干せます。
ビルや家に囲まれている関係でお洗濯物は干しづらいのですが、
乾かなければ意味がないので隠しながらもしっかりと干せるようにしました。
駐車場は４台分確保しました。
夜の風景。
写真ではなかなか雰囲気が伝えられないのが残念ですがとても感じが良いです。
愉しい時間を今でもお過ごしでしょうか。
良い時間をいただきありがとうございました。
また顔を出させていただきますね。
